項 1 / 8
目的と使う場面を知る
何ができるようになるか、何のために学ぶかを確認します。
今回できるようになること
本人200・他人403・未ログイン401を確認し、修正理由と未確認の認証方式を報告する。
この節で学ぶ理由と、前後の節とのつながり
このセクションの位置づけ
なぜ、今これを学ぶのか
小さな会社から、取引先向けの書類が公開されていると相談されました。既に内容の変更もあります。これまでの知識を組み合わせます。
この後、何につながるか
次は、共有する相手や復元する内容が違う総合問題を自分で解きます。間違えた部分は本文や実習に戻って復習し、その後に別の条件で確かめられます。
実務では、どんな場面?
この節の本文で学んだことを、小さな書類サービスを修正し結果を報告する実習で確かめます。扱う情報は配布した架空データだけです。
読み始める前に:この節の前提と言葉
小さな書類サービスが他人にも内容を返しています。許可された自分のサーバーだけを調べ、本人の操作を保ちながら他人を拒否し、修正前後の結果を報告します。
- 証拠
- 判断を支える観測や記録
- 復旧
- 必要な仕事ができる状態へ戻すこと
ここまで学んだ、許可された対象だけを調べること、書類を読む許可、の返事、事実を根拠に報告することを組み合わせます。実習対象は配布した自分の127.0.0.1のサーバーだけです。
今回の課題は書類を返す前の持ち主確認を直す一つの作業です。本文では事故対応全体の備えも考えますが、この実習でバックアップ世代の選択や実際の復旧操作は行いません。
- 許可されたローカルサーバー
- 書類を読む許可を検査
- 修正結果を根拠付きで報告
まず本人・他人・未ログインの三要求の結果を記録します。他人へ本文を返しているなら、サーバー側で持ち主を確認する必要があります。全員を拒否すれば本人の仕事も止まるため、正常な要求を残します。
実事故では共有範囲、漏れた秘密、バックアップの世代と内容も調べます。これらの考え方は前の節で扱いました。今回の配布ファイルにv3などの世代一覧はありません。
- 本人・他人・未ログイン
- 同じ書類を要求
- 不要な開示を発見
config.jsonのownerCheckを変更し、保存後にexercise.pyを再実行します。本人だけ200、他人403、未ログイン401になるかを比較します。
result.jsonは今回の観測を保存したファイルです。期待値に合わせて手で書き換えず、設定を直したプログラムから作り直します。何を変えたためどの要求が拒否されたか、理由を説明します。
- ownerCheckを修正
- 同じ三要求を再実行
- 200・403・401を確認
対象・修正前後の応答・修正した設定・理由を一つの提出にまとめます。今回の架空アカウントでの結果と、本物の方式や過去の全被害の確認は別です。調べていないことは未確認と書きます。
指摘があれば本文と図を読み直し、同じ課題へ再提出します。以前の結果は履歴に残ります。この小さなサービスの検査に成功しても、実在企業の調査全体を任せられる資格の認定ではありません。
- 対象と変更前後の事実
- 修正理由と未確認事項
- 指摘に応じ同じ課題を修正
別の条件で使う準備
条件を変えた再評価で同じ考え方を適用する
- 読める相手、正常な文章、記録の保存、担当者と決めた作業順序を確認します。
- 共有する相手の制限と、バックアップから戻す設定を別々に試します。
- 第三者が読めず担当者は読めること、文章が戻ったことを確認し、結果に合う報告を書きます。
ここでは実務で条件が増えた場合の考え方も紹介しました。今回の実習で操作する範囲は、次の「自分のパソコンで確かめる」で確認します。追加の別課題を提出する必要はありません。
小さな書類サービスを修正し結果を報告する
本文の知識を、この実習でどう使うか
書類を返すサーバーで、ログインの有無と持ち主を確認します。200はこの要求の成功、401は未ログイン、403は権限不足を表す教材の仕様です。
- 本人・他人・未ログイン
- 返す直前の確認
- 番号と書類の有無
結果が違ったときに考えること:すべて403にすれば他人は止まりますが本人も使えません。本人だけ200になるかを同じ修正で確認します。
本人200・他人403・未ログイン401を確認し、修正理由と未確認の認証方式を報告する。
WindowsまたはMacの操作手順、準備に失敗したときの確認方法、実行コマンドは実習画面に用意しています。ページ下部の「準備から実習を始める」から進んでください。
HTTPは実際に127.0.0.1だけで待ち受けます。TLSや実アカウントは使いません。X-Demo-Userは架空の認証情報で、本番の認証方式ではありません。